1997年度卒業生 卒研川柳

(稲野清一;杉本英明高橋伸幸井手上泰彦今野慎史宮越猛下山京子諸岡太一松山昌子桐田賢

 

 

稲野 清一

テーマには 一度決めたら 突き進め

解説:大森研では,3月頃にテーマを決め,初夏ぐらいまで自分で試行錯誤しながら進めます.夏頃になると,本当にこのテーマは意義があるのだろうか,自分にできるのだろうか,など,悩んだり不安になります.が,初めに決断したことは最後までやり抜く勇気が必要だと改めて感じました.

 

お返し川柳:不安など 勇気をもてば ふきとぶさ

解説:指導教員も含めてみんな不安なんです.できるだろうか,と不安なんです.でも,やればできるんです.できないこともあるかもしれないけど,最後まで自分を信じることが大切です.今年度は本当にしっかり卒研やってくれました.実のところ,驚いてます.「楽しかった」と聞いた時は,うれしかった.

 

杉本 英明

卒研で 大切なのは 時間かな

解説:卒業研究を始めた頃,まだ1年間あると思っていましたが,あっという間に,

発表の日になっていました.卒業研究では,限られた時間をいかに上手に使うかが,大切だと思いました.

 

お返し川柳:1年が あっというまに 10数分

解説:1年って,長いようで短いんですよね.アッというまです.アッというまに,最後の10数分(卒論発表)がきてしまいます.でも,これがまた長いんだな〜.卒研について言えば,「ほんとに,こやつ何かやってるんだろうか?」,「卒業させていいのだろうか?」なんて悩んでたけど,卒論を持って来たときに「うん,卒業できるな」と思いました.警察署にまで行って,資料を収集するなんて,ごりっぱじゃん.

 

高橋 伸幸

その eye(あい)を 愛すればほら EYE-SAVER

解説:目(eye)を大切にしているならば,私が作成したEYE-SAVERをぜひ使用して下さい,というのがそのままの意味です.また,2年間も卒業研究としてやってきたEYE-SAVERを愛してしまったし,なんとかやり遂げたという気持ちなどといったことも秘められている川柳です.

 

お返し川柳:2年やり 運よくなれた 総代に

解説:2年間めげずに,よくやったと感心.1年前に比べれば,雲泥の差.それと,2年間卒業研究をやったためにタイミングよく卒業式で工学部第二部総代にまでなっちゃって.いい思い出にして下さい.なお,ものごとを変えていくときには,それが改善か改悪かをしっかり吟味すること.EYE-SAVERが途中から改悪の方向に進みはじめた時には,ハラハラもんだった.

 

井手上 泰彦

2人組 自分のやる気は 相方のやる気

解説:今回2人組で卒研をやらせてもらいましたが自分がはかどらないときは,頼りにしている相手も進んでなくて,また,自分がやる気になっているときは,急に卒研がはかどります.要するに,2人でやっても結局相手じゃなくて自分次第であることを実感しました.

 

お返し川柳:2人組 誤解もすべて 意気投合

解説:諸岡君と二人で協力しあって,よく頑張った.でも,卒論発表時の質問に対して,みごとに二人が仲良く間違った回答をしてしもうた.私の指導はいったいなんだったのだろう.発表会場では,判定は「保留だぞ」と思わず口から出てしまった.でも,合格したからよかったね.

 

今野 慎史

95の 窓が見事に 凍り付き

解説:卒論の提出が迫った,1月23日,自宅のWindows95マシンが何の前触れもなく,動作しなくなる.青ざめながら原因の究明をするものの,いっこうにつかめず,結局,マザーボードの交換やらOSの再インストールなどを忙しいさなかにする羽目になる.これのおかげで,丸二日間が無駄になる.教訓:パソコンは必要な時が故障時(マーフィーの法則?)

 

お返し川柳:計算機 まだまだ人を 楽させず

解説:忙しいときに限って,日頃頼りにしている計算機がトラブルもの.私のマシンなど春休みあけ,夏休みあけにはほとんど毎年問題を起こしてます.復旧に1週間を費やすなんてのが普通です.要するに,計算機などという機械は決して信用してはいけないということらしい.困らないために,こまめにバックアップをとればいいのだけど,これで余計な仕事が増える.計算機,使うのは楽じゃないよな〜.

 

宮越 猛

金縛り 予想外の 質問で

解説:卒論発表の質疑応答のとき,T先生の「君は,福沢諭吉を知ってるかい?」という意表をついた質問に,一瞬固まってしまった僕.

 

お返し川柳:諭吉さん 今日から君の 守り神

解説:固まってしまったなんて,ちっとも気づかず,こっちは安心モードに入りっぱなしだったな〜.でも,予期せぬ質問などというものは,これからもあるでしょう.そんな時,きっと諭吉さんが君の守り神となって,金縛りをといてくれるんじゃなかろうか.

 

下山 京子

こんなんで ほんとに卒業 しちゃっていいの

解説:念のため申し上げておきますが「一生懸命やったのにこの程度だった」ということで,まだまだ自分が目指した理想にはほど遠かった,という意味です.

 

お返し川柳:いいんです 卒業しちゃって いいんです

解説:自分で自分の卒論の程度を認識し,もっと良くしたいという気持ちが持てるなんて,終われば後は知〜らないというのに比べると,ご立派.だから,卒業しちゃってもい〜いんです.節目は節目として大切にしましょう.

 

諸岡 太一

リブレット 遊び以外で 役に立つ

解説:研究室のパソコンが埋まってしまっても,リブレットを持っていたので作業をすることができた.遊び道具でしかなかったリブレットがまじめな目的として役に立ったのだ.でも,もう2度とないかも(笑)

 

お返し川柳:アプレット あっぷあっぷの 発表会

解説:要求レビュー技法「アプレット(UPRET: Upward Review Technique)」について卒業研究をし,すべて順調に運んでいると確信していたところが,卒論発表会では大ちょんぼ.ほんとに分かっているのかもう一度同じ質問をしたいな〜.「それは誰が使うレビュー技法なんですか?」と....もうちゃんと答えられますよね,「お客さん(要求を提示する側)です」と.

 

松山 昌子

もうやめよう 〆切前の 綱渡り

解説:何だか交通安全の標語みたいですが,これが今の気持ちです.抄録,卒論,

発表練習,果ては卒研川柳に至るまで,ここ最近〆切直前で, 先生に御迷惑をかけてばかりです.進学後はこのようなことがないよう,計画的に研究に取り組もうと思います.

 

お返し川柳:いいわけに 頭使うの もうやめヨ

解説:とにかく,いろいろな言い訳を聞かされました.言い訳は自分を合理化するのにはいいのだろうけども,聞かされる側はたまったもんじゃない.言い訳を考えるよりは,どうしたら前に進めるかを考える方がよっぽどましなように思いますが...

 

桐田 賢

2日目は みんな来ないぞ おかしいな

解説:卒論発表の1日目は,2日目発表の卒研生と,院生が一丸となって,1日目の発表者の協力をしたのに,2日目は1日目の発表者が午後1時になっても誰も来なかった・・・.発表直前になって集まってきたのは,一体どういうことでしょう?

 

お返し川柳:支えあう 気持ちが埋もれ らしさでた

解説:まとめ役不在.リーダー不在.てんでバラバラの卒研生に見えました.これまでは,言われなくても自然に協力しあう姿勢が見受けられたんだけど,今年度はそんな雰囲気をあんまり感じませんでした.個の世界で仕事をするのもいいけれど,お互いに支えあって強い仲間意識を育てて貰いたいものです.最後まで,そんな「らしさ」が出たということですかね...あなたを責めているんじゃないヨ.