研究の履歴


学生時代:

(1)卒業研究:「有限要素法」あるいは「マトリックス構造解析」をベースにしてNASTRAN(NASAのプログラム)と同レベルの性能を達成する構造解析プログラムを開発しました.

(2)修士論文:常微分方程式をベースにした高炉の処理モデルをベースにして,「高炉操業条件決定へのマルチレベルテクニックの適用」といったことを,理論的に研究しました.

(3)博士論文:製造業を土壌として,製品の品質目標を追求するための一般的基礎を一般システム理論をベースに研究しました.恩師曰く「内容は,ノーベル賞級ものである」と.

(4)細目は「研究業績」で確認願います.

富士通時代:

(1)ソフトウェアの品質マネジメントの研究を行いました.あくまでも,「現場」に目を向けた実用的な研究を行いました.

(2)細目は「研究業績」で確認願います.

理科大時代:

(1)要求の気づきと獲得」について自分の経験をもとに考えをまとめてみました.培風館から出版されている「マネジメントサイエンス」に掲載されているようです.

要求の気づきと獲得 第0版

要求の気づきと獲得 第1版

要求の気づきと獲得 第2版

要求の気づきと獲得 第3版

 

(2)要求獲得場面における「あいづち」の役割,特に発想への影響について研究しました.実験を行い,発話をテキストとして書き起こし,さらにそれを分析するという作業を行い,研究着手から論文掲載まで6年間を要するビッグテーマでした.書き起こしたコーパスは残してあります.

(3)「あいづち」の代表格である「はい」によって何を了解するのか,というテーマに取り組みました.「はい」には色々な了解のレベルがあることを確認しました.

(4)「言語行為論」というものが世の中にあります.しかし,何かが物足りない.物足りないものを導入して,「拡張言語行為論」なるものを提案しました.

(5)ソフトウェアの品質マネジメントについては,機会があれば研究を行ってきました.そのなかで,「Software quality deployment approach」に関する論文は世界的にも高く評価されており,「ソフトウェア「要求機能実現管理表」による機能欠落低減効果の統計的検証」という研究は,ほかの研究者にはなかなか真似ができない研究だと思います.

(6)ユーザあるいは顧客の「要求」をどう獲得するか?非常に重要なテーマです.ウェブから「要求」を抽出するという最終課題を設定して,2010年を基準として,ここ3年くらい,この課題に集中して研究を行っています.「そもそも,要求とは何ぞや」という低次元の問題意識から出発し,「要求概念の定義」,「要求の態度」など,要求抽出のための基礎論を主として展開しています.

(7)上記について,細目は「研究業績」で確認願います.

(8)電子教材の有効性評価の研究も行っています.電子教材の有効性をここまで真面目に問い詰めた研究はないであろうという研究が「展開図学習用電子教材「TENKAI」を利用した授業の学力面での教育効果の検証」です.教育関係の学会の論文誌に掲載されている「いわゆる検証論文」は実に不真面目です.「検証」したことになるのかどうか,非常に不安な側面を残す論文がほとんどです.論文細目は「研究業績」で確認願います.