4.1    配列って何


  今までは、「int a」 や 「char c」 のように単体の変数を扱ってきました。しかし、例えばクラス40人分のテストの得点を扱うときなどのように、多数の同じ型のデータを扱うときには、今までのように

    int i1,i2,i3,…, i40 ;

とするのでは不便です。そこで登場するのが配列です。配列とは「同種のデータ型を一定の規則に従って集めて並べたもの」です。単体の変数が一軒家だとすれば、配列は同じ間取りの部屋を並べたアパートのようなものです。

   int  tensu [40];

とすれば、テストの点数(int型)を入れる部屋40人分を一気に用意したことになります。

  配列は必ず宣言してから使います。宣言方法は普通の変数の場合とほぼ同じですが、配列名の後ろに[ ]を付けます。[ ]のなかに配列の要素数を入れて宣言するのが一般的です。

型名  配列名   [要素数] ;

例えば、6つの整数で構成される配列を宣言するには、配列名をhairetuとすると、

     int  hairetu [6] ;

となります。そして、宣言されている配列の要素はその配列名と添え字を使って参照します。[ ]に指定する数字、変数が添え字です。この添え字によって配列の中の何番目の要素を参照するのか指定します。先ほど宣言した配列hairetu[6]の第3要素に3を代入するには、

     hairetu[2]=3;

とします。ここで注意したいのは配列の添え字は1からでなく0からスタートしていることです。第1要素はhairetu[0]、第2要素はhairetu[1]、第3要素はhairetu[2]、・・・・・、第6要素はhairetu[5]となります。よって、int hairetu [6]と宣言しても最後の配列要素は、hairetu[5]であり、hairetu[6]はないので気を付けて下さい。

配列の全要素を初期化するには次のようにします。

            static int hairetu [6]={1,2,3,4,5,6};

全要素を初期化するときに限り、要素数を省略して

             static int hairetu [  ]= {1,2,3,4,5,6};

のように書けます。

<初期化の結果>
hairetu[0]
     1
hairetu[1]
     2
hairetu[2]
      3
hairetu[3]
      4
hairetu[4]
      5
hairetu[5]
      6

 


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