1.1       データ型って何?


   プログラムの実行中にその値を変えないものを「定数」、その値を変えていくものを「変数」と言います。C言語での「変数」とは値を保存しておく箱のような、情報の入れ物と考えて下さい。変数を用意するときには、変数名(その箱を区別するための名前)だけでなく、「」を指定しなければなりません。「型」とは変数に入れるデータの種類を表すものです。コンピュータには、整数(1、10など)、文字(’a’、’あ’など)、小数(3.14など)などいろいろなデータを扱うことができますが、データの種類によってその値を保存するための箱の大きさも違います。そこで、変数を扱う際には、宣言を行うときにデータの種類を指定しなければいけません。以下に主な基本データ型を説明します。

データ型 扱える値のサイズ 説明
char型(文字型) 1バイト ’a’や’0’という1文字を扱う型
int型(整数型) 2バイト 10や5という整数を扱う型
(−32768〜32767)
long型(倍長整数型) 4バイト int型では扱えない桁数の多い整数を扱う型
float型(浮動小数型) 4バイト 10.0や0.5のような小数点実数を扱う型
double型(倍精度実数型) 8バイト 3.14159のような小数を扱う型、float型より桁数の大きな実数を扱う

この他にも、同じデータ型を並べて1つのデータとして扱うための「配列型」、複数のデータを組み合わせて1つのグループとして扱うための「構造体型」や変数のアドレスを格納するための「ポインタ型」などがあります。


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